2022年6月30日木曜日

空梅雨と大木

夏至期間に梅雨雲がないと、これほどカラカラになるんですね。

線路跡地を緑地にしたところは、大きな木がないせいもあって、そのカラカラ具合が良くわかります。(大きな木があるとその近くの草や低木も元気です)

ののちゃや の前にはもう少し大きな木を植えるという案もあったそうですが、地下設備との関係や、あまり大きなものを移植するのは木にとって無理を強いるとの見解もあって、色々検討して今のようになったそう。

でもやっぱり部分的でももう少し大きな木を植えたらよかったのではないか、との声もあります。大きく育つまでにはすごく時間がかかるし。

だからこそ、すでに育っている大きな木は大切にしたいです。

巡る庭では、知らず知らずに大木の恩恵を受けていたと今さらながら、そのありがたさが。。しのばれます。

今日も井の頭通りを自転車で走っていて、途中までは大きなケヤキ並木で、天然のクーラーに包まれるのですが、途中からなくなって、灼熱地獄的になります。

外苑の方では木を切って開発するらしいですが、大木を切るのは、多様な生き物だけでなく人間が人間の首をしめる行為です。


次回のののはら庭仕事は7/6水曜日四時ごろからですが、他にも水やりなどがあるので、行ける夕方に行こうと思います。

3日日曜日は柿渋染めで拠点用カーテンを染めます。これも木陰がないからです。

緑陰が欲しいですね〜


●私のののちゃや在店は

7/6,9,10日です、是非遊びにいらしてくださいね。

週末の夕方はラストオーダー6時までやっています。屋上特等席からの夕焼けが最高なの。

2022年6月25日土曜日

日本で最も美しい村へ

ジュリアーノ中西さんのお誘いで、季刊「日本で最も美しい村連合新聞」にシモキタ園藝部のことを 連載させていただくことになりました。題して「線路の上の緑の村」。

ジュリアーノさんがこのような新聞を出されていることを知って、巡る庭時代(!)に「ここだって美しい村よ〜」と私がいった言葉を覚えていてくださったそうで、「線路の上の村なんてここしかないのでは?」と。

東京のかけがえのない緑とそこに集う人。

今季号には、かつて鉱山で栄えた秋田県の小坂村が紹介されています。その記事で印象ぶかく、そして励まされたのは、

「かつて、採掘や製錬によって環境汚染にさらされた町が「美しい村」を名乗って良いものだろうか」という一文。

世界の美しい村は、美しい村を美しいままに、ということで守ろうとしていますが、

都会にあっては、失った美しい場所が、これから美しくなっていくように、という願いしかありません。小坂村もそうだったのですね。不可能かなと思えることですが、人間活動の行方に希望を持ちたいと思います。

この新聞は中西美嘉さんの水彩画も美しいのです!


ののちゃや においていますで、ぜひお手にとってくださいね。
ジュリアーノさんの編集後記、ミドリノの方は必読です〜

次回は29日水曜日にお庭仕事します。3時以降夕方ですね。暑さをみてやりましょう。
※28日火曜日の夕方も水やりに行く予定です。夕涼みにどうぞ!

2022年6月22日水曜日

新しい緑の場所で

昨日は曇りで蒸し暑い、日本の夏至期間らしい昼下がり、ののはらでの初お庭仕事をしました。

先日、幼児60名!たちがののはらで自由に遊んでできた「こども道」の整え。

子どもたちが踏んだ草の蒸れたものを取り除き、はげているところにシロツメクサのタネを。

蒸し暑くてクラクラしましたが、カモミールの香りと矢車菊の色の、甘くて青い風景の中でした。

春にポット植えしたり、種まきした草たちを覆っている、ヒメムカシヨモギやイヌホオズキなど威勢のいい草たちも引き抜いて、梅雨明けのののはらの景色を準備。

結花さんが年間を通して花があるようにプランしているので、お話も伺いながら。

道ゆく人たちは 、たとえ名の知れぬ草木でも、多少目立つ花彩なら、きっと心の片隅にポッと光を灯すでしょう。

多くの人に愛される緑地になりますように。

正式オープンまえ、虫たちがたくさん集まってきています。これから蝶々が大好きな小潅木のブッドレアも長く咲いてくれるはず。以前は個人的にはあまりブッドレアは好きではなかったのですが、暑さにも強いし花いろも派手なので蝶々だけでなく、人の目もひきますね。

学びの多いののはらです。


写真はえりな氏、6/14日の眺め

次の公開お庭仕事は水曜日ですが、
今週末土曜日、私はずっとののちゃや におります。
ののこや で古樹屋やタネの交換会などもあるようですので、遊びにいらしてくださいね。



2022年6月19日日曜日

夏至へ

寒い日が続いたりして、夏はこないんじゃないか、なんて思っていたけど、もうどうあがいても夏で、晴れれば、お日様は、ずーっと照りつけます。

こんなときにこんなにお日様のあたる場所にお引越しとは!

大当たり??

「南西」に面した下北園藝部が運営するティースタンドののちゃや でワイルドティーをいただきながら、ののはらや線路の上の緑地で、

これからもお庭仕事をしましょう。

 
撮影:erina ueta

まずは、22日水曜日に。

日陰を探すことからですね。

私はののちゃや に11時からおりますが、本格的なお庭仕事は3時以降にします。

日暮れまでやれたらいいなあ、どうなるかなあ。

これからもよろしくお願いいたします。

(ここでは、お庭仕事はシモキタ園藝部員限定となります。)


夏至の日は1日、草たちと過ごしmasita

やっぱり特別な夏至の日でした。 午前中は世田谷代田駅周辺めぐりののみなのリードでお手入れ。 午後は東北沢ではみ出し草のカット。エキナセアが大繁栄! (巡る庭でつないだ)棉で灯芯を作る会に参加されたまなみさんが「夏至のプレゼント」をくださいました。 蜜蝋キャンドル! 使うのが惜しい...